裸のサルの目、オリンピック中止は日本のタブー

3月1日現在、コロナウイルスについてすべての専門家が問題分析、抑止対策に全力を挙げています。しかしこの中に危機管理の専門家がいないことを不思議に思いませんか?

危機管理の目的は来るべき最悪のシナリオに対する分析と提言をすることです

もし危機管理の専門家が参入すればいやでも次の3点に触れざるを得ません。

1、クルーズ船対策の失敗

2、日本政府の危機管理への無策さと対応能力、体制のなさを明確にする。

3、このような状態でのオリンピック開催の危険性指摘

日本国民の総意であり、今年の日本の政治、経済の要であるオリンピック中止は国民

政府を敵にまわすタブーなのです。

従って政府は危険管理専門家を参画させず、専門家はあまりのリスクの大きさに沈黙を守ります。国民の反発を恐れるマスメディアも単にIOC情報を報道するだけで深追いはしません。

あとはIOCの判断を待ちでその葵の紋所の指示に従うのみか?

危機管理の最悪のシナリオはIOCのメンツによるオリンピックの強行実施、オリンピックの結果はすべて開催国日本の責任となります。まさに絶対絶命のピンチ

あとはウイルス感染の早期終焉を神に祈るしかありません。