裸のサルの目、他者依存政治の崩壊
他者依存政策の実態
1、総花的で具体性のない首相の方針発表
GDPの拡大、財政再建で赤字縮小、年金問題の解決、少子化の歯止め、防災対策の充実、ウイルス対策、どれをとっても総花的、掛け声ばかりで極端に言えば私は立派な方針を出した。後はよろしく頼むという他者依存、何よりも欠落しているのは政治のリーダーシップです。昨年あれほど打撃を受けた台風や風水害対策にしても予算を追加する程度の無難な方策だけではなく、例えば防災省を設置して防災情報を一元化し責任者と権限を明確にする、自衛隊に防災対策部隊を設立し予算、人員を充実するなど政府の意思を明確にするなどのリーダーシップを具体的に国民に訴えるなど、
2、現政権の最悪の体質
法律さえ守れば何をやっても許されるというモラルなき政治害を国民に定着させました。
3、世相対応型風見鶏政策
コロナウイルス問題でみられる世相後追い政策、何か問題があれば専門家会議、厚労省の抽象的お願い、クルーズ船のだらだら政策で世界の非難を浴びている実態も国際法の不備や水際政策など建前論を優先し、事の重大性を理解していない。世界の風評はすでに日本をウイルス被害国というよりもウイルス発生国とみていることを冷静に認識することです。まさにオリンピックを目前にして立ちすくんでしまった哀れな状態です。
オリンピックの1年延長などの思い切ったIOCへの提案などはとてもやらないでしょう。きっとIOCの方針に従いますという他者依存の対応策しか取れないでしょう。
危機管理念、政策、対策がない今年の日本の運命はまさしく神頼みです。
こんなご時世で東京の新築マンション価格が8000万越え、バルブ崩壊時を上回った
というニュースもあまり話題になりませんが驚くべきことです。