裸のサルの目、クルーズ船対策の脆弱さ

2月11日現在、日本国内に感染者を入れないという日本政府の努力は理解できるが相変わらずの紋切り型対策でクルーズ船はもうパニック状態です。マスコミは連日、その一部始終を詳細に報道し、中国政府の対応策の遅れを指摘し、武漢封鎖の現状を批判し、専門家は不明確なウイルス対策に建前論とできない理由ばかり、を繰り返しています。

しかし日本政府の優柔不断さ、他人任せで、なにも決められない行動力のなさが日本のウイルス体制の脆弱さや乗客、乗務員に対する無策さを世界に発信していることに気付いているのか?

武漢を非難しながら4000人弱のクルーズ船対策がまともにできない日本の現状が最大の問題、今まで築いてきた日本の良いイメージ、おもてなし、丁寧な対応、日本は信用できるというという最も大切なものを根底から失いかねない厳しい状態です。