裸のサルの目、ウイルス対策危機管理の崩壊

2月24日現在、相変わらず政府、マスコミ、専門家とも今起こっているウイルス騒動のもぐらたたき対策の繰り返しです。もしも新幹線や山手線の車掌がウイルス陽性になったら新幹線、山手線を止めるのか?

ここにきてリスクを取らない他者任せの政府のリーダーシップの欠落が露わになってきました。

ウイルス対策はすでに崖っぷち、日本全体がすべてに優先して国策としてやるべきことは次の2点です。

1、日本国内での50代以上のコロナウイル重症者、死亡者数を徹底的に抑える。そのためには多少のリスクは覚悟する。

2、指示したら終わりの無責任方策ではなく、国策として多くの政治課題を据え置いても与野党一致、省庁や都道府県、大学や病院の縄張りや権益を超えた国を挙げてのウイルス体制の構築が必要、

具体的にはすべての集団活動、行事の一定期間の停止を首相がリーダーとなり実施、国策の覚悟と姿勢を、国の内外に示すことが必要です。

 

東京オリンピック中止を恐れるあまり、この2点に失敗すれば、日本が長年にわたり築き上げたすべての信頼は崩壊します。

当事者任せの総花対策はすでに無意味です。政治がリスクをとる毅然とした危機管理ができない国は国際社会から見放され、結果、政治、経済は崩壊します。