裸のサルの目、皆が目をつむるオリンピック中止問題

人の命は何よりも大切、国難であるコロナウイルス対策に、できることはすべてやるべしの大義のもと、大混乱に陥っているのが日本の現状です、

すっかりTVタレント化した感染症専門家は分かり切った手洗い、消毒のワンパターン解説と無責任な終息予測を各自がバラバラと述べ国民を混乱させています。特にひどいのは感染症専門家ばかりをゲストに招き、あらゆる感染症関連ニュースをまとまりなく報道、好き勝手なコメンテーター放言、すっかりワイドショー化した騒ぎっぷり、結果はパニックを助長している報道番組。

しかし驚くべきはこの期に及んでも政府、メディアともオリンピック中止については深入りしない不思議さ。

ある報道番組はパニック状態を報道しながら、しかし我々はオリンピック開催を応援するなどと宣言しています。

 

ここで裸のサルの迷提案

まず冷静な現状分析

1、世界的な拡大が止まないウイルスパニック現象はこの2,2か月では終息しません。

2、現在の日本にはウイルスパニックに対する危機管理対策、国家体制、能力が全くないのが 悲しい現実。

3、オリンピックの中止、延期または強行開催かの2者選択する時期が迫っている現実

オリンピック中止は確かに政治、経済面で我が国に大打撃をもたらします。

しかしIOCの中止勧告に従うという大義名分があれば少しは救われます

一方、危機管理能力のない今の日本がオリンピック開催を強行すればどうなるか?

神頼みでは済まされません。世界の評価は冷酷です。万全の努力をした、などの言い訳は全く通用しません。結果責任はすべて日本が負わなければなりません

その時は正に日本の営々と築いてきた信頼ブランド、政治、経済すべて崩壊します。

裸のサルはこれがただ杞憂であることを祈るのみ。