裸のサルの目、マラソン開催地のもめ事

IOC,組織委員会、東京都3者のメンツをかけたナンセンスな争いは滑稽です。教師いじめの件でも述べたようにルールの明確でない(あるいはIOCルールを当事者が理解していない)もめ事は解決できません。まして利害関係の異なる当事者同士の調整はとても難しい。アスリートファーストを第一とするならば開催当初から酷暑の東京を避け、札幌開催は何の問題も無かったはずです。開催決定時にリスクマネジメントのできなかった3者の責任の押し付け合いは反省もなく無責任です。万一東京開催に変更されて選手に高温多湿よる事故が発生した場合、誰が責任を取るのか。これは十分想定されることです。

それにしても日本の形だけで組織運営権限や責任をあいまいにしたオリンピック運営は大大丈夫なのか?全くお呼でないオリンピック担当大臣は何の権限や責任を持っているのか?

一億総活躍や北方領土担当など中身のないお飾り大臣は止めて、今は強い権限と責任を政府が明確にした新しい災害対策省と実力大臣の設置が何よりも災害大国、日本国民のために必要です。