裸のサルの目、緊急コラム、オリンピックの危機管理

安部新内閣の布陣発表、開催まで1年を切り、橋本オリンピック担当大臣も決定しました。一方関東を直撃した台風14号の被害、特に停電被害について自称、危機管理専門家は被害発生後に原因解説や何々すべき論を得々と論じています。

しかしこれは少しおかしいのでは?危機管理マネジメントとは元来予測できる危機に対して災害が発生する前に警鐘を鳴らし、様々な具体的提言をするのが重要な仕事であるべきで、災害発生後の解説は付け足しですしからば2020年東京オリンピックの危機管理はどうか、、、、連日30度を超える猛暑の中で世界中から押し寄せる選手や老若男女の熱中症対策は?万一死者がでたら?天災大国、8月の東京を地震は言うまでもなく、台風、大雨の直撃する可能性はかなり高いと思います。

災害に無防備な屋根のない国立競技場での開会式、陸上競技、閉会式が大雨にあうとすさまじいダメージを受けます。海水汚染、交通渋滞、アスファルト道路の暑さ対策などは話題になっても可能性の高い、天災対策は政府、マスコミ、危機管理専門家も沈黙です。残るは得意の神頼みか、

しかし災害オリンピックが現実となれば日本の信用は地に落ちます

金メダルの数に一喜一憂するだけではなく真夏のオリンピックを開催した責任を真摯に

受け止め、せめて官民一体、総力を挙げてのオリンピック災害対策プロジェクトを立ち上げては如何でしょう。想定外やアメリカの巨大スポンサーに責任転嫁するわけにはいきません。