裸のサルの目、トランプ氏と日本

自分の名声と選挙以外に関心のないエゴイストの本性を露わにしたトランプ氏には

全世界が呆れ。あきらめていますが、安全保障はすべてトランプ頼りの我が国にとっては足元の揺らぐ状況です。トランプファーストで国際感覚や理念のない、そろばん勘定最優先のトランプ氏にとって同盟も国際紛争も利益のない、あるいは脅威を感じない限り無関心です。世界に悪名の高い東アジアの独裁者金書記長との会談、核問題解決はトランプ氏にとっては名声を高める絶好の対象でした。

しかし唯一、アメリカの脅威となるICBM、核実験中断の空手形を受け取り、2度の歴史的?会談も終えて北朝鮮に対する関心は急速に衰えています。

遠く離れた東アジアのの面倒などさくさにこれ以上関わりたくないのが本音です。

国際同盟軽視発言も顕著で、大統領就任以来一貫して発言している、日本のためにアメリカ軍が血を流してもソニーのテレビを見いる日米安保は不公平だとの本音も実現味を

帯びてきました。専守防衛の平和兼法に縛られ他国の軍事的脅威はすべて安保頼り、

厳しい現実を直視できない日本外交政策は。

そろばん勘定最優先のトランプ氏が在韓米軍の縮小、あるいは撤退を決意し、南北朝鮮統一だけが目的で、後のことは考えない反日観念主義者、分大統領が同調すれば?

戦後70余年、すべてアメリカ頼りで、経済最優先、独立国としての自立の理念を持たない日本が矢面に立つこの厳しい現実に対応できるのか、想定外では済まされません。

我々日本人の最大の勘違いは戦後これほどアメリカの文化、文明を賛美し、憧れ、日米安全保障条約を信頼している日本をアメリカは絶対に見捨てないというアメリカ信奉です、

しかし、アメリカ人の日本に対する関心度はトランプ氏に限らず遠い東アジアの友人程度、中国の経済的脅威、中国、ロシアの軍事的脅威、イスラエル、中東問題、深刻な国内亀裂問題などを抱え、東アジアの小国同士のイザコザにはあまり関心がありません。

もう、そろそろ一途なアメリカ信奉から脱却すべき時期です。